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| マスター杉本の「自分のストーリーを生きる」 |
フォーラム「痩せた予備軍のジレンマ」 |
2008-8-18 |
sugimoto |
皆さん、今年の夏期休暇はいかがでしたか?
ゆっくりと休暇をとることができたでしょうか?
さて、今日は「Diabetes Cafe」の大きなテーブルで行われているフォーラムのお知らせです。
ドリアンさんから「痩せた予備軍のジレンマ」というフォーラムが提案されました。
このフォーラムでは主にすい臓のβ細胞機能が低下している痩せた予備軍〜2型糖尿病の方を対象にしています。
このテーマに関心のある皆さんは気軽にご参加下さい。
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以下に、フォーラムの狙いを簡単にご紹介したいと思います。
■フォーラム「痩せた予備軍のジレンマ」
このような方々は少量の炭水化物を摂取するだけで、驚くほど高血糖になってしまうため、とても厳しい食事制限を余儀なくされています。その上、はじめから痩せているわけですので、減量の効果は期待できません。また、食品交換表に示されたような「エネルギー制限」「バランス食」ではなかなか血糖値は改善しません。
糖尿病の重症度や病態を表す指標として、さまざまな物差しが提案されていますが、本質的には「すい臓β細胞機能 or β細胞残存率」ではないかと考えます。
将来このβ細胞機能を正確に評価する方法が生まれたら、「あなたはβ細胞機能が20%未満なので、インスリン療法が良いでしょう」「あなたはβ細胞機能が90%以上ですから、適切なエネルギーのバランス食はどうですか?」「あなたはβ細胞機能が40%とやや低めなので、エネルギー制限よりも炭水化物制限食の方が良いでしょう」といった指導が行われる日が来るかも知れません。そうなったら良いですね。
■β細胞機能とカーボカウント
ネット上には「カーボカウントで糖尿病が良くなった、体重が減少した」と伝える患者さんのページがたくさん存在します。もちろん、それは紛れもない事実です。しかし、カーボカウントがうまくいくのか、エネルギー制限の方が効果的か?ということは、実はβ細胞機能にかなりの部分依存しているように思われます。
つまり、β細胞機能がある限度を超えて低下している方は蛋白質摂取でも血糖上昇をきたしてしまうため、カーボカウントだけでは無理で、インスリン療法が必要になりますし、反対にインスリン抵抗性が非常に強い方の中にはインスリン注射でもなかなか血糖値が下がらないという方もおられます。このような方に対してはカーボカウントよりも、少し辛いでしょうが、厳しいエネルギー制限とエクササイズ、あるいは適切なインスリン抵抗性改善薬の使用が思いもよらない効果をもたらす場合もあります。
■新しいフォーラムへの期待
β細胞機能が低下した人たちは本当に大変です。痩せているのに、社会からは一般の糖尿病患者と変わらない目線を浴びせられますし、なにより減量の効果が期待できないということもつらいことだろうと思われます。にもかかわらず、多くの医師や栄養士がこうした患者さんに対してまで、エネルギー制限とバランス食を指導をするので、彼らは行き場を失っています。それはまるで糖尿病の栄養療法難民のようです。こうした我が国の糖尿病栄養療法の現状に苦しんでいる多くの痩せた糖尿病の皆さんがお互いの感情を共有しあうことは大変意義のあることではないかと考えます。
■太ったインスリン抵抗性型の糖尿病も同じようにつらいのです
しかし、私は思うのですが、肥満遺伝子や倹約遺伝子を複数もっていて、太りやすく痩せにくく、高度のインスリン抵抗性を有する方々の実態も、やはり反対の意味でとても大変です。
中にはインスリン注射をいくら増量しても血糖値が下がらず、山のようにたくさんのインスリン注射をしている方々もいます。先日私がお会いした患者さんは某大学病院でインスリン導入された方ですが、ノボラピッドを朝昼それぞれ20〜30単位打ち、夕方にノボラピッド30Mix 10〜20単位の指示をしっかりと守っていたところ、A1cは5%代と良好ですが、3年間で体重が20kgも増加してしまったと話してくださいました。これこそ、ボーラス・インスリン療法の最大の問題点です。高度に肥満した2型糖尿病患者さんにはBasal insulinを基本とし、これにインスリン抵抗性改善薬や少量のSU剤を併用するBOTが効果的ではないかと私は考えています(まだエビデンスはありませんが・・)。
痩せたβ細胞機能の低い皆さんも大変ですが、こうした肥満型の糖尿病の患者さんも本当に苦労しておられます。読者の皆さんの中には、太った2型糖尿病患者さんに対して、ある種の偏見もお持ちの方がおられるかも知れませんが、彼らは決して過食ではありません。
私は今後、こうした方々の苦しみもフォーラムで議論していければ・・・と思っています。
インスリン抵抗性の強い肥満した病型で悩んでおられる皆さん、ドリアンさんのようにご自分のフォーラムを立ち上げてみませんか?初名乗りの方を心待ちしています。
以上、新しいフォーラムをご紹介しました。ご参加をお待ちしています。
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| ナースのきまぐれスウィーツ |
糖尿病教室〜第1回〜 |
2008-7-13 |
matsuo |
皆さん、こんにちは!
随分ご無沙汰してしまいました・・・
今回は、杉本マスターからもお知らせがありました当院での糖尿病教室開催の報告です。
糖尿病教室の開催までには長―い道のりがあり、やっと実現しました。
6回コースの糖尿病教室を編成し、第1回は杉本先生担当の教室でした。
もちろん、先生の講義は素晴らしいもので、参加された患者さんの気持ちをとらえ、血糖管理に大きな負担を感じてい方は気持ちが楽になり、また意欲も湧いてきたのではないかと思います。
教室の最後に「糖尿病のある人生の良い面について」、の話は私も印象的だったので皆さんにもお伝えしたいと思います。
1、症状がないのでつらくない。
2、少しぐらい放置しても悪くならない。
3、努力すれば必ずよくなる。
4、家族(奥さん)が健康に気をつかってくれるようになった。夫婦の会話が増えた。
今回の杉本先生の教室でやる気になった患者さんが、次回2回目の栄養科の教室で具体的な食事療法について提供できれば、きっと患者さんに良い効果がもたらさせるのではと期待してます。そして3回、4回・・6回と患者さんの意欲と知識が相乗効果でアップできるような教室になるよう頑張りたいと思います。
糖尿病教室参加カードを作りました。参加するとスタンプを押します。暑い季節ですが、全部のスタンプが押されるように頑張って参加してほしいと思っています。
参加してくださった方、先生、会場が狭くて申し訳ありません・・・
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| もしも100人の糖尿病村があったら・・・ |
インスリンの使い方と低血糖の予防 |
2008-4-19 |
sakane |
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今日は、大津プリンスホテルで行われた第26回滋賀県インスリン治療懇話会で「インスリンの上手な使い方と低血糖の予防」と題して、講演させて頂きました。インスリン注射に対する誤解を解く方法、上手なインスリンの使い方、カーボカウント、低血糖の予防などについてお話させて頂きました。皆さん、カーボカウントにはとても興味を持っておられるようでした。久しぶりに会った先生方が、8kgの減量に成功されて、リバウンドしない宣言もされました。(医局の先生はいつリバウンドするか賭けをされているそうです) また、ヤング糖尿病の会に参加されている先生(自身も1型糖尿病でポンプを使用)にも久しぶりに会うことができて、とてもよかったです。
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| 今月の音楽 |
映画『リスボン物語』 |
2008-1-10 |
iwama |
あけましておめでとうございます。すっかり更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。じつは暮れに荻窪から吉祥寺に店を移転し慌ただしい日々が続いていましたが、お正月にすこし休みをとり生活をちょっとだけリセットできた気がします。
というわけで、今回はこのお正月に観た映画を紹介します。えっ、音楽のコラムなのに映画?と思われるかもしれませんが、ご心配なく。今回ご紹介する映画『リスボン物語』は二重の意味で音楽(音)が「主人公」の映画なのですから。
つまり、
ひとつには、ポルトガルで活躍するファド(ポルトガルの民俗音楽)のグループ「マドレデウス」が実名で登場し、その音楽が効果的に使われていること。かれらの音楽は異郷の地で途方に暮れる主人公の心をほぐし、かれの心とリスボンという街とをつなぐ橋渡し的存在となります。
そして、もうひとつ。
この映画はヴィム・ヴェンダース監督お得意の「ロードムーヴィー」なのですが、そこでは「羅針盤」の代わりに「音」が旅の道しるべとなっていること。実際、終始この映画ではさまざまな街の音(ノイズ)が生き生きととらえられ、ぼくらの耳に届けられます。
この映画を見終わるとふだん聞き慣れた音楽、そして音がファインダー越しにのぞいた世界のように、いつもとはちょっと違って聞こえてくるような気がして、なんだか無性に街に飛び出したくなってしまうのです。
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| ちいさな幸せさがし |
足 |
2008-1-9 |
morikawa |
みなさん、あけましておめでとうございます。
もう正月気分もどこへやら。忙しい毎日をお過ごしの方も多いと思います。
さて私事ですが、先日、久しぶりにゆ〜っくり湯船に入ってみました。
寒い日のお風呂は格別ですよね
「ぷは〜」
・・・ふと、足を触ってみて・・・ん??・・・
なんだ?なんだ?かかとが ガッサガサ してるではありませんか!!
ついでにつま先、足の裏をチェックしたのは言うまでもありません。
毎日お風呂に入って、ゴシゴシ洗ってるのに・・・。
フットケアは大事!と言っているにもかかわらず、自分のフットケアができてませんでした
足をみる時間をつくることは本当に大切ですね!
みなさんも、こんな私のようになっていませんか?
いつもよりちょっと長めにお風呂に入って、心も体もリフレッシュしてみませんか?
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| 管理栄養士ムクのひとり言 |
患者会にて〜クリスマスケーキの実習〜 |
2007-12-27 |
ムク |
初めてブログを書きます、管理栄養士のムクです。私は、管理栄養士をしながら大学院で患者教育も学んでいるものです。また、亡くなった祖父、叔父、叔母は糖尿病。いろいろな背景がありながら、私は栄養士として何が出来るのか、模索する日々です。
ブログでは臨床での実践活動の内容や研究で学んだこと、などなど情報提供できたらと思っています。
 今回は、12月16日に行った糖尿病の患者での調理実習を報告します。会では、年6回の行事を行っていますが、初夏と冬は調理実習です。
一昨年、去年は一日かけてのおせちの調理実習でしたが、今回はクリスマスケーキです。一日かけての実習は大変、ということもあり今回はケーキだけ。9時半から13時まで、スタッフ4名と参加者17名で行いました。
以前、コメントに書いたかも知れませんが、ケーキなんて作ったことなーいって方々ばかりでした。それでも何とか5人1班で1台のケーキを作りました。途中、ブレーカーが落ちたり、卵がうまく割れなかったり、生クリームをあわ立て過ぎたり、ハプニングは多かったですが、非常に楽しく、実習できました。
調理をしたことがない人でも、興味さえあれば出来るものだななんて観察もしてしまいました。調理実習は、本当に勉強になり、患者さん同士の会話があり、スタッフと患者さんとの交流ができるよい会です。
年2回といわず、もっと開催出来ると良いのでしょうが。。
写真は実習で作ったケーキです。シフォンケーキの台に飾りつけしました。1個のエネルギーは、普通の砂糖使用で1400kcalほど。1/12カットが一人分の計算だったのですが、それよりたくさん召し上がっている方、続出でした。軽いケーキは食べすぎてしまうのかもしれませんね。
以上、簡単に報告終わります。
年末・年始は何かと行事が多くて、私も食べ過ぎには気を付けたいと思います(^^
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| Naokoさんの台所 |
今月の献立 |
2007-9-30 |
naoko |
 はじめまして、naokoです。私は中国家庭料理を教えているお教室で助手をする傍ら、自宅にて、料理を教えています。
皆さんは中国料理にどんなイメージをお持ちでしょうか?美味しいけど、油っこくカロリーが高いので、ダイエットには大敵、糖尿病なんてあったら食べて行けないジャンルNO1,ましてや、家で中国料理なんて難しい、、、と思われているのではないでしょうか?
私も、中国家庭料理に出会う前は、皆さんと同じように考えていました。ところが、実際に出会ったお料理は実にあっさりしていて美味しく、健康的、簡単、そして経済的だったのです。何より感激したのは、お野菜の多さと使い方です。
そんな私が縁あって結婚した相手が糖尿病専門医だったのですが、主人いわく、「皆さんほんとうに、お野菜の食べ方に苦労しているよ。僕の患者さん達にもぜひ、君が作ってくれるような料理を教えてあげたいな〜」そんな訳で、未熟な私ですがこの度お料理を紹介させていただく事にいたしました。月に1回、我が家の料理教室で教えている初級教室の献立を、ご紹介させていただきます。私が勉強した中国料理はレストランで出されているような料理ではありません。中国の一般家庭で作られている料理を、日本で手に入りやすい材料で、日本人に馴染みやすいよう、アレンジしています。
 人参の千切りサラダ
(材料) 1)人参 大1本 250〜300g 千切りにして塩を混ぜておく
塩 小1
2)みつば/ニラ 大3 粗みじん
(調味料)
サラダ油 大3
赤唐辛子 小1本 粗みじん
胡麻油 大1/2
砂糖 大1弱
塩 小1/3
酢 好みで少々
(作り方)
(1)サラダ油に唐辛子を加え熱し、網杓子等で漉し、ラー油を作る。
(2)粗熱が取れたら、残りの調味料を混ぜる。
(3)人参を水洗いして絞り、調味料で和え、香味野菜(みつば、にらなど)を混ぜる
 小エビのトマト炒め
(材料) 1)小エビ 250g(正味)殻と背わたを取り、塩で下味
塩 少々
卵白 1/3個分
片栗粉 大1/2
2)にんにく 1片 みじん切り
3)トマト 大1個 湯むきし、種を取り薄切り
(調味料)
スープ1/3C
塩小1/2
醤油小1
酒大1
胡麻油小1/2
(他)
揚げ油
片栗粉 倍量の水で溶く
(作り方)
(1)エビに卵白と片栗粉を混ぜ入れ、中温以下の油で油通し
(2)油を少し残し、にんにくを焦がさない様に十分炒め、トマトを加えさらに炒める。
(3)合わせておいた調味料を入れ、煮立ったら、エビを戻し入れる。
(4)再び煮立ったら、水溶き片栗粉でとろみをつける。
(注意)トマトはソースになるので、かたちは残りません。
ソースが美味しいので、ご飯にかけてお丼にしても、パスタソースにもなります。
 五目野菜すーぷ
(材料) 1)スープ 5C
2)豚肉薄切り 100g 一口大にきって、下味
酒・塩・胡椒 各少々
片栗粉 少々
3)干椎茸 3〜4枚 戻してそぎ切り
4)冬瓜 200g 厚めの短冊
5)人参 50g 薄めの短冊
6)絹さや 少々 筋を取る
(調味料)
塩 約小1
酒 大2
胡椒・胡麻油 各少々
(作り方)
1)スープを沸かし、豚肉をぱらぱら入れ,アクを取る。
2)椎茸を入れ、酒・塩で、調味。
3)冬瓜・人参・を入れ、柔らかくなったら、絹さやを入れる。
4)味を確かめ胡椒・胡麻油を入れ、仕上げる。
今月はもう1品鶏肉の胡麻揚げでしたが、皆さんにご紹介したいのは、この3品です。
人参のサラダと、スープは難しい事はないと思います。
人参はどこのご家庭でも、冷蔵庫の中に常備していると思いますので、何かもう1品欲しい時に便利です。
ちょっと油の量が気になる方は、少し減らしてみましょう。
人参に含まれるベーターカロチンは油と一緒にとると、体への吸収がいいそうです。
また、冬瓜などの瓜類はこの時期中国人はとても好んで食べる食材です。
夏の疲れを取り、冬に風邪を引きにくくすると言われています。
トマト炒めの作り方の中に油通しという、テクニックがあります。
これは中国料理独特のテクニックですが、ちょっとしたコツと、油を出してくる手間を面倒に
思われなかったら、とても合理的で優れた調理法です。
今回は、ご紹介出来ないのですが、いずれ詳しくお伝えしたいと思っています。
エビを油通しせず作る時は、よく空焚きした中華鍋で先に炒めて取り出して、あとは同じように作ります。
油通し、炒めるにしても大事なのは、お鍋をよく空焚きする事です。
殻をむいたエビが縮むのを防ぐために入れた片栗粉が鍋底にくっつかない為です。
ここで紹介する中国家庭料理は日本料理、洋食とも相性が良い思いますので、
いつもご自分で作られるメニューの中に1品でも加えていただけたら、うれしいです。
これから、月に1回皆さんに中国家庭料理の素晴らしさをお伝えしたと思っていますので、
どうぞ、よろしくお願いします。
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